『Blood of Orlanth: Revelation』

 『Blood of Orlanth: Revelation』(Mongoose Publishing)が、和Amazon、米Amazonで取り扱われておりましたので、登録しました。
 恐らくはシナリオかと思われます。しかも連作なのかな?

Book One - Revelation
一つの伝説があった。しかしそのことを知るグローランサの民は、いないも同然なくらい少なかった。神々の戦いの時代、今ではドラゴン・パスと呼ばれる地で、虚無より湧き出で、世界の全生命の存在を脅かした、穢れた混沌神の一柱に、オーランスが如何様にして殺されかけたかという話しである。オーランス人にとっては、この話しは薄汚い嘘に過ぎない。だがしかし、蛮族に伝わる極々少数の、それも孤立したカルトでは、この話しは恐るべき真実であり、彼らが永遠に守り通さなければならない秘められた恥である。神知者がこの隠された真実の一端を知った。同盟【Alliance】の大魔道師らは、とある儀式に熟練していた。それは知ることかなわぬ目的を成し遂げるためであり、傷ついた嵐の神の血を用いるものであった。恐らくは歴史を書き換えるどころか、オーランス自身の生命を置き換えるものなのだろう。しかし、そこで使われる血は、この隠された神話からもたらされる物でなければならなかった。ジルステラのエージェントは、いまやドラゴン・パスに向かっており、その地に住まうオーランス人から隠された伝承を強引にでも聞き出そうとしている。魔道師の反逆者“探求者”デレクティは、元同胞の陰謀に気付いている。彼は、【Dragonspeakers】と、それから帝国と組んでいる傭兵を自身のエージェントとして雇いあげた。ドラゴン・パスの非征服民であるオーランス人を守り、そして神知者がこの伝説の真実を完全に解き明かすのを防ぐために。

 ディレクティ登場。というか、ディレクティの立ち位置が見えません。ダックを生贄にしたら味方になってくれる吸血鬼かと思っていたら、実は良い奴なような気がしてきました。何か吸血鬼になったのも、元々はドラゴン・パスを守るため、とか、言い出しそうでワクワクドキドキです。