『Hawkmoon the Roleplaying Game』について

 こちらもSP誌45号からですが、『Elric』同様にキャラ作成に大きな変更点はないようです。出身文化背景として、悲劇の千年紀における科学と魔法の知識を受け継ぐ【Science Enclave】が選べること、また選択として、様々な特色を付加することで放射能汚染による突然変異を受けさすこともできるようになっています。
 装備品も『Hawkmoon』特有のグランブレタン製アーマーや火炎槍、オーニソプターなどが追加されていることを除けば、基本的なものとなっています。魔法ルールに関しても、新呪文があることを除けばMRQの魔道と同じものをしているようですが、オーニソプターや超音波砲といった機械類【machines and gadgets】を造るための【Artefact Spells】が独特な点でしょうか。
 ホークムーンらしさとしては、ヒーローポイントがない代わりにフェイトポイントが実装されています。基本的には名前が変っているだけで、使い方は同じだと言うことなのですが、「キャンペーン【saga】を進めるとともにフェイトポイントは獲得され、そして最後には【Destiny or Doom】に直面させられることになるでしょう」などと書かれています。
 恐らくはこここそが『Hawkmoon』の肝なのだと思うのですが、今の状態ではよくわかりませんね。